音楽が大好きなあなたへ

音楽で、人生に変革を

Light【オリジナル曲紹介】

どうも、DRVOです。

この度、僕の新曲である「Light」をYoutubeに公開しました。

内容を紹介していきます。

リリックビデオ


歌詞

いつかまた
あの頃に帰ろう
心の隙間を埋めて

過ぎ去った
過去に会いに行こう
寂しい思いで忘れて

夜明けの向こう
に待っているもの
日差しが強く
なって行くほど

輝く夢を閉じ込めた
明日の光は眩しくて
儚く歪な心が
腕の中から逃げていた

のは
別に時間の所為でも無ければ
ただ
溢れ出す日常の中で

使用機材・ソフトウェア

ギター:epiphone 1984 explorer ex
エフェクター:POD HD500X

ベース:Ibanez SR500
プリアンプ:MXR M80 Bass D.I.

ドラム打ち込み・ミックス・マスタリング:
fl studio20

蛇足

ギターは同時に最大5本重ね録りしています。メタルかよ。

ボーカルはfl studio付属のピッチ修正ソフトを思っきし使っています。コーラスはほぼケロケロボイス。

Aメロのメロディーは完全に日本を代表する某バンドの有名バラード曲をリスペクトしています(笑)。

ボーカル最後のエッジボイスは正直要らんかった。


以上です。

良ければ、既存曲のこっちも聴いてみて下さい。
サンセット【オリジナル曲紹介】 - 音楽が大好きなあなたへ

今日も音楽が皆様の心の側にあらんことを。

サンセット【オリジナル曲紹介】

どうも、DRVOです。

この度、僕のオリジナル曲である「サンセット」のリリックビデオYoutubeに公開しました。

内容を紹介していきます。

リリックビデオ


歌詞

間違いだらけのあの頃も
悪くなかったと思うほど
手を引っ張ってくれた人がいた ああ

心の中 奥底に
眠っているもの
また蘇る

君が何か 言っている
真っ赤に染まる帰り道
いつまで経っても忘れない
大切なあの頃を

毎年咲き出す彼岸花
理由は無いけど蹴り飛ばす
見えない先への不安さえ ああ

情景浮かぶ
羽毛の中に沈んで
姿 形 さえ

追えない
遠くへ
真っ直ぐ
伸ばす手

君が俺に言っている
真っ白だったあの頃に
いつまでたっても帰れない
来年も その次も

使用機材・ソフトウェア

ギター:epiphone 1984 explorer ex
エフェクター:POD HD500X

打ち込み・ミックス・マスタリング:
fl studio20

蛇足

この曲は元々、以前僕が入れてもらってたオリジナルバンドの為に作った曲で、それにピアノとストリングスを加えてアレンジしたものになります。

作曲当時ベースを弾けなかったので打ち込んでいます。

僕はピアノ弾けません。

クラシックの知識は勿論、作曲理論である和声や対位法も分かりません。

歌詞の中にある「彼岸花」は地元の田んぼ道や川原の堤防に咲いている花です。




以上です。

新曲のこっちも聴いてみて下さい。
Light【オリジナル曲紹介】 - 音楽が大好きなあなたへ

今日も音楽が皆様の心の側にあらんことを。

SEX MACHINEGUNSコピバン 2018/8/15【スタジオログ】

どうも、DRVOです。

今日はSEX MACHINEGUNSコピーバンドのスタジオがあり、名古屋にやって来ました。

下の画像は先月の結婚式ライブでの様子です。

メンバーはみんな年上で、歴戦のテクニカルメタラー。僕はベースで参加しています。

合わせた曲は以下の通り。

●みかんのうた
結婚式でプレイし、大成功した曲です。知名度も飛び抜けています。1番練習しているので、やってて1番しっくり来ます。

●出前道一直線
ツインリードギターがかっけぇ。ベースで支える喜びを感じられます。

TEKKEN II
速い。右手の修行が足りないっす。
あと、ノイジーパートは決め所。

●食べたい舐めたい危険地帯
案外グルーヴィーな一曲。
ベースとしてはやり甲斐があるが、オカズとかが完コピ出来ない悲しさ。

●ジャーマンパワー
ノイジーパートの決め所が肝。ライブで出来たら嬉しいなぁ。


マシンガンズちょー楽しい。

みんなもこぞってコピーしよう!


今日も音楽が皆様の心の側にあらんことを。

soul live vol.9 Bブロック【ライブレポート】

どーも、DRVOです。

今回は、soul live vol.9 Aブロックの続き、Bブロックのライブレポートです。

Aブロックのライブレポートはこちら↓
soul live vol.9 Aブロック【ライブレポート】 - 音楽が大好きなあなたへ

ただ、ライブ当日は途中参加だった為に見ていない下記バンドについては書きません。

だれか代わりに書いてくんないかなぁ…


BEEF OR CHIKEN(BUMP OF CHICKEN

タツノオトシゴ奥田民生、藍坊主)

Lilou(東京事変Silent Siren、EGOIST、supercell

恋するあなたへ夏うたの送る会(チャットモンチ―、JUDY AND MARY、ZONE、White berry、Daoko×米津玄師)

ラルクバンド(L’Arc~en~Ciel)


ぜひsoul live vol.9ファイナルや今後のライブで見れればと思います。


Mr.AKIO(Mr.Bigラウドネス陰陽座Yngwie Malmsteen

難易度が高いセットリストで構成されたこのバンド、バンド練習無しで本番に挑んだそうです。

バンド練習しなかった事による欠点を、個々のスキルでカバーすることにより、ある程度まとまった演奏になっていました。

あと、マイナーな曲が多かった(メタラーにとってはメジャーな選曲である)のも幸いし、多少原曲と違っても目立たなかったのが救いでした(笑)

最後の甲賀忍法帖は聴衆からダンサーを募るという新しい煽り方で、しっかり盛り上がりを見せてフィニッシュしました。


nana flight(水樹奈々


スピードとパワーを兼ね備えた圧巻の演奏。

視覚を飽きさせないビジュアル。

感情を全身で表現したパフォーマンス。

バンド内の結束も強く、非常に完成度の高いライブを見せて頂きました。

ボーカルはアマチュアの域に止まらない声量、声質でオーディエンスを圧倒し、オーディエンスもそれにサイリウムを振って応える。

プロの激しい曲をそのまま激しく、ライブに賭ける気持ちを乗せて表現したドラム。

これがタダで見れるんだからSOUL MATESは素晴らしいサークルなんです。
(※演者出演料はあります)

天晴れ!ブラボー!


hideを演る人達(hide)

カッコ良かったです。

という小学生並みの感想。

もちろんhideの原曲がいい。

ただ、その伝説的アーティストを等身大で表現したこのバンドは、本物にはないナニカを持っている、そう感じました。

それはきっと、hideに憧れ、hideが好きだという気持ちが溢れ出したもの。

その純粋なリスペクトの心が伝わってきた、真っ直ぐでポジティブなライブでした。


ジャパハリネットジャパハリネット

このライブは、ジャパハリネットを全く知らない僕にも、ジャパハリネットの曲を好きにさせる力がありました。

ギターは耳障りが良く、程よく歪んだ聴きやすいサウンド。

頭を振って、スティックを回して、視覚全体でビートを作るドラム。

空いている音域をピッタリ埋め、ドラムのビートにかっちり当てはめる事により、曲を安定させていたベース。

ピッチ、声量、表現力、申し分ないボーカル。


個々のスキルもさる事ながら、バンドとしての総合バランスが抜きん出ていたと感じました。

ただ、何よりドラムの貢献度が高い。

ドラマーが踊る

ビートが踊る

観客が踊る

この流れを作れるドラマーは最強だと思います。

トリに相応しい、完璧なライブでした。


おわりに

僕が見た中では、どのバンドも特出する点があり、どのバンドにも見どころがありました。

カバー原曲、オリジナルバンドに対するリスペクトや、観客を盛り上げる工夫、バンドメンバーの絆。

いいライブにする為にどうすれば良いか。

各バンドの、このライブに賭ける意気込みが感じられました。


次はファイナル。

ソウルメイツから生まれた選りすぐりのバンドが集大成を見せます。

僕もバンドを組んでくれたメンバーの為に、ソウルライブ成功の為に、そして何より、自分が輝けるように、全力を尽くします。

開催概要は以下の通り。

日時:2018年7月28日(土)

場所:八事サウンドノート

入場:500円(ドリンク代別、500円)

サークル外の方も大歓迎です。

ぜひお越しください。


今日も音楽が皆様の心の側にあらんことを。

soul live vol.9 Aブロック【ライブレポート】

どーも、DRVOです。

2018年6月30日、僕が加入している名古屋のバンドサークル、「SOUL MATES」のライブがありました。


引用: https://758soulmates.jimdo.com

その名も『soul live vol9』。

参加バンドはAブロック10バンド、Bブロック9バンドの計19バンド!

今回は、前半戦Aブロックのライブレポートをお届けします。

イベント概要

SOUL MATESとは

名古屋・東山を中心に活動する社会人バンドサークルです。

年齢層は20代〜30代で、仕事をしつつ趣味でバンドをしたい人々が集まっています。

メンバーは2018年7月現在で150人を超えており、多彩な個性が集まる、活気溢れるサークルです。


soul liveとは

SOUL MATESが開催するライブイベントです。サークル内で結成したバンドで出演し、サークルメンバーで楽しむと共に、投票ランキング上位を目指します。

1位になると高級牛肉が貰えることも…

ライブレポート

名曲布教教会(B’zイエモン福山雅治

トップバッターは比較的メジャーな選曲で勝負してきた、名曲布教協会。

ボーカルの声量が大きく、B'zにぴったりの迫力で観客を圧倒しました。

又、福山雅治の低音からB'zの高音まで幅広い声域を持っている、素晴らしいボーカリストでした。


とつぜんのモグラさん(HY)


このバンドは男女ツインボーカルのようでした。

正直HYはあんまり聞いたことないのですが、優しい歌声と丁寧な演奏で観客の心を掴む、安定したステージでした。


メンヘラユニコーン(Ole Bourd、Bruno Mars、UNCHAIN


洋楽カバーでセットリストを固めたこのバンドは、演奏力が他のバンドより飛び抜けていました。

特にギターはプロ顔負けのスキルと機材であり、音だけ聞いても「高い上品な音」と分かるよう。

主張し過ぎず、楽曲に寄り添うような音作り。

ただ、ソロでは支配的でエモーショナルな演奏で観客を魅了しました。

ボーカルも英詞をソウルフルに歌い上げる。

個人的には今回ライブNo.1でした。


Soul Mates Acoustic Club(秦基博、クローバーグローバー、19、RADWINMPS、ドラマストア)

このバンドはこのライブ唯一のアコースティックバンドであり、SOUL MATES内のアコースティック部からの出演となります。

僕はカホンで参加しました。

スローなテンポとボーカルの優しい歌声で、オーディエンスを優しくクールダウン出来ていたと思います。

また、アコースティックギターとピアノの掛け合いは素晴らしかったです。

アコースティック構成でやるにあたり、原曲をかなり編集して自分たちのモノにしたので、とても良い経験になりました。


鵺(マキシマムザホルモン


ホルモンでした。

その一言に尽きます。

このバンドはSOUL MATES 初期より続いているバンドだそうです。

終盤でギタートラブルこそありましたが、がっつりパワフルにライブを盛り上げてくれました。

CBN(嘘とカメレオン、阿部真央?)


某アイドルグループの時事ネタをぶち込み、予告していたカバーとは別ベクトルの曲で会場を沸かせました。

MCは謝罪会見。

このライブ1番のエンターテイメントを見せてもらいました。

宙船は名曲だなあ…


ハルカ帝国(きのこ帝国)

きのこ帝国カバーバンド、はるか帝国。

圧倒的なステージに息を飲みました。

静かな曲、激しい曲、強弱がはっきりしていて、聴くものを飽きさせない、素晴らしいライブでした。

てかシューゲイザーっぽかったのはきのこ帝国の特色なのかね?

最高。

宇宙戦艦ななみ(YUI)

遂に宇宙進出した、ギターボーカルななみん。

戦艦搭乗員の演奏レベルも高く、上手くまとまったライブでした。

やっぱフロントマンはカリスマ性大事。


ミッシェル(THEE MICHELLE GUN ELEFANT)

エモーショナル。

ただただエモーショナル。

ギターを振り回し、心の内面をブチまけるようなステージングはオーディエンスの目を引いて離さない。

バンドサウンドに負けないパワフルなボーカルは、僕の心に突き刺さりました。


KUROCO(WANIMA)

トリはWANIMAカバーバンド。

僕はベースボーカルで出演しました。

ベースもボーカルもめちゃくちゃでしたが、ギターとドラムに支えられ、楽しく5曲歌い切ることが出来ました。

オーディエンスも楽しそうに見てくれてるのが伝わってきて、幸せなひと時でした。

新入りの僕に、ステージに上がるきっかけ(しかもトリのボーカル)をくれたバンドのみんなとSOUL MATESに感謝です。


おわりに

やっぱ人間、半年に一回ぐらいはステージに立たないといけないと思うんです。

人の前に立って何かを披露するきっかけがあると、それは自分が成長するきっかけになる。

その点でバンド、ライブは凄く良いです。

それは楽器の腕だけではなく、度胸や根性、体力等々、色んな物が身につく。

趣味が見つからない、人生楽しくないって人に、僕がまず一番最初におすすめするのは、バンドです。

バンドの良さ、楽しさを伝えていくことも大事なのかなあと思っています。


さて、7/7(土)はsoul live vol.9 Bブロックです。

新たな伝説が生まれることを期待しています。

2018/7/11更新
Bブロックのライブレポートです↓
soul live vol.9 Bブロック【ライブレポート】 - 音楽が大好きなあなたへ

今日も音楽が皆様の心の側にあらんことを。

weezerが影響を受けたNirvana 【音楽のアカシックレコード】vol.1-2

どうも、DRVOです。

【音楽のアカシックレコード】vol1-2は、前回ご紹介した『weezer』が影響を受けたバンド、『Nirvana 』です。


引用: https://youtu.be/n6P0SitRwy8

概要

Nirvanaとは1987年に結成された、アメリカの3ピースロックバンドです。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において30位に選ばれており、weezer の他にも、後世の多くのアーティストに多大な影響を与えた、伝説的なアーティストです。

音楽性

Nirvanaはジャンルで言うと『グランジ』と言うカテゴリです。

グランジ』とは「汚れた」「薄汚い」という意味で、暗いギターリフ、クリーントーンと激しいディストーションサウンドを使い分けた楽曲構成により成り立ちます。

1980年代に流行していたアメリカンハードロックやLAメタル等の産業音楽に反旗を翻し、既存の音楽シーンを破壊しました。

その『グランジ』ブームを先導し、伝説に成り上がったのがこの『Nirvana』です。

メンバー

Kurt Cobain(カート・コバーン)gt,vo

Nirvanaの核となり、グランジ流行の核となる。ほぼ全ての楽曲の作詞作曲を担当し、才能を全世界に見せつけ、世間からの評価に苦悩する。1994年に自殺。


引用: https://youtu.be/AhcttcXcRYY

Krist Novoselic(クリス・ノヴォセリック)ba

Nirvana結成当初からのメンバー。セックス・ピストルズラモーンズを好んで聴いていたことにより、カートの勧誘を受ける。


引用: https://youtu.be/HQLHygQwV7Q

Dave Grohl(デイヴ・グロール)dr,co

世界的にヒットした「Nevermind」のレコーディング前に加入し、Nirvanaの成長に貢献する。現在は「Foo Fighters」のギターボーカルとして活動。


引用: https://youtu.be/GcuFXCKcMac

代表曲

Smells like Teen Spirit

これぞまさにNirvanaという、バンドマンで知らない人は居ないレベルの名曲。爆発的なリフ、静と動を使い分けた楽曲構成、退廃的な歌詞、カートのエッジの効いたヴォーカル。上手いとは程遠いが、全てが完璧。
そしてなりよりカートが一番忌み嫌う曲という、矛盾に満ちた曲である。


Lithium

違法薬物を指す「リチウム」。薬物によってハイになったりネガティヴになる心境を歌った曲。


Heart Shaped Box

カートが妻であるコートニー・ラブへの愛を、非常に歪んだ形で表現した楽曲。


Rape me

曲名とは裏腹に、人生を肯定した反レイプソング。


おわりに

このような商業的ではない退廃的なサウンドが、世の中に反抗する後世のバンドマンに多大な影響を与えています。

上手いかどうか、偉大かどうかは様々な意見がありますが、Nirvanaの流行で音楽シーンがガラッと変化したことは事実でしょう。

カートが自殺して24年。未だに語り継がれる伝説を、耳から感じ取って頂けましたか?


次回【音楽のアカシックレコード】は、Nirvana もといカートが影響を受けた、『Black sabbath 』です。

今日も音楽が皆様の心の側にあらんことを。

『カタルシスト』RADWIMPS【バズり音楽レビュー】vol.3

どうも、DRVOです。

【バズり音楽レビュー】今回紹介するアーティストは、今や日本で知らない人の方が少ないであろう、映画「君の名は」主題歌の『前前前世』で有名な、RADWIMPSです。


引用: https://youtu.be/czWpz8gH7eY

RADWIMPSとは

概要

RADWIMPS は2001年から活動を行う、4人組ロックバンドです。

バンド名の由来は、「RAD」が「かっこいい」、「WIMPS」が「弱虫」という意味で、『かっこいい弱虫』という、なんだか矛盾した意味合いになっています。

ジャンルは、ロックを軸にし様々な要素を取り入れた感じです。ミクスチャーやオルタナティブという言葉がありますが、それらではしっくり来ない様な独自の音楽性を持っています。

メンバー

野田 洋次郎(gt,vo)
RADWIMPS のほぼ全ての楽曲の作詞、作曲を手掛ける、才能溢れる天才。センスまみれ。

桑原 彰(gt,co)
ゲーム好きだったり、ジャニーズのオーディションに落ちたり、自らプロデュースするハンバーガー屋さんをROCK IN JAPAN FESTIVALに出店したりと、多動力を感じる。

武田 裕介(ba,co)
猫好き。多弦ベースを好む。

山口 智史(dr,co)
フォーカル・ジストニアと呼ばれる神経症があり、無期限休養を取っている。


引用: https://youtu.be/hoyOjMIunkM

代表曲

前前前世
言わずと知れた名曲。ストレートでクールなロックチューン。

有心論
歌詞のセンスがあり過ぎる。圧倒されて語彙力を失うレベル。

会心の一撃
疾走感溢れるロックチューン。思わず自転車を漕ぎたくなる。あと、MV凝ってるし面白い。

おしゃかしゃま
今振り返って見ると、曲構成的にもカタルシストに近いような。メッセージ性、リズム、楽器隊全て全力を出し切った感満載の一曲。

新曲『カタルシスト』

そんな売れっ子バンドRADWIMPS が5/30に先行配信を開始した新曲が、『カタルシスト』です。

フジテレビ系列のサッカー番組のテーマ曲にタイアップが決まっており、アスリートの内面を映し出すような歌詞になっています。

最初はテンポ遅めのヒップホップ調のトラックが流れ、後半になるにつれバンドサウンドが増すような楽曲構成です。

感想

まず、「RADWIMPS ってこんなんだっけ?」と感じました。

※僕自身RADWIMPS のファンでは無かった為、RADWIMPS "らしさ"が何なのか、正確に掴めていませんが…

簡単に言うと、引きました。

スローなトラックに合わせて、野田洋次郎が悠々としたフロウでラップします。

韻がどうだという考えは置いといて、勝ちに拘るという内容重視のリリック。

もはやバンドサウンドでは無く、打ち込み的なトラック。

ただ、僕は日本語ラップ大好きなので、2周目からは違和感なく聴くことが出来ました。


しばらく聴き込むと、次第に歌詞の内容が頭に入って来て、世界観に取り込まれてしまいました。

この、「歌詞の世界観に引き込まれる」点では、前述の代表曲と共通するものがあります。

後半の盛り上がりはちゃんとバンドサウンドになる。


ただ、僕が注目してほしいのは、やっぱり前半のラップパートなんです。

野田洋次郎の新境地を開拓するような、自由なフロウ。

ドスの効いたアンダーグラウンドなラップでは無いけど、どこかその声質にパワーとエネルギーを感じます。

これは、新しい


映像にもアート性があり、曲の展開やスピードに合わせた躍動感満載のMVで、視覚も飽きません。

非常に面白く、ロックバンドの未来を感じる一曲でした。

まとめ

RADWIMPS はロックバンド新しい境地に向かって進化をしています。

恐らくは、フリースタイルダンジョンによる日本語ラップブームと、海外におけるTrapの流行に影響を受けていると考えられますが、以前にもRADWIMPS の曲にはラップが入っているものが存在しており、何とも言えませんね。

ただ、「ヒップホップ」「Trap」等の、どのジャンルにも当てはまらない。

強烈な個性が無ければ、今頃ジャンルの波に飲まれてしまった事でしょう。

そのくらい、邦楽にとって重要なバンドであるのは確かです。


ロックンロールが誕生して70年近く経ち、ロックバンドは他のジャンルを取り入れながら、新しい形を模索し続けています。

RADWIMPS のような探究心豊富なアーティストが新たなサウンドを見出し、この先も"バンド"という演奏形態が残っていく事を願っています。

そして、新しいジャンルや、新しい流行が来る事が非常に楽しみです。




では、次回【バズり音楽レビュー】にて会いましょう。


あなたの心の側に音楽があらんことを。